![]() 電池寿命終了の判定方法
专利摘要:
正確に電池寿命の終了を求め、指示する方法及び機器を提供する。電池寿命の終了を求める方法が、ある与えられた時点における電池の放電容量を求めること、電池の機能的な終了点における放電容量を求めること、及び、ある与えられた時点における電池の残り燃料を、ある与えられた時点における電池の放電容量と電池の機能的終了点における放電容量の両者の関数として求めることを含む。求められた燃料は電池寿命の終了を指示する。 公开号:JP2011512519A 申请号:JP2010544281 申请日:2008-04-09 公开日:2011-04-21 发明作者:グアンホン ゼン;ピーター;エフ ホフマン 申请人:エバレデイ バツテリ カンパニー インコーポレーテツド; IPC主号:G01R31-36
专利说明:
[0001] 本発明は、一般的に電池寿命の終了を判定する方法に関する。] 背景技術 [0002] 電池駆動の機器は至る所に存在する。電池駆動される機器に使用されている電池寿命の終了が近づいている時期を知ることが望ましい場合がある。例えば、ラップトップのような、電池駆動されるコンピュータを使用している場合には、電池寿命の終了が近づいたときが分かり、それにより適切な対策を取ることができれば有益であることが多い。この対策の例としては、ファイルを保存すること、アプリケーションを終了すること、システムの電源を切ること、外部電源を供給すること、電池交換すること、及びその他の対策がある。この対策は、手動により又は自動的に遂行される。ラップトップのような電池駆動される幾つかの機器には、推定された電池の残り寿命が警告閾値を下回る場合に、残り寿命を視覚的表示及び/又は聴覚的表示をするものがある。] [0003] 電池駆動機器に使われる電池の残量を推定するのに、種々の手法が使用されている。これらの手法は、閉回路電圧(CCV)、開回路電圧(OCV)、インピーダンス、ある時間にわたる電流変化、ある時間にわたる電圧変化、及び/又は、放電中に除去された容量(クーロン値)に基づくものであった。不都合なことに、電池の放電挙動には多くの要因が影響する。例えば、電池の温度、放電率、放電形態(電流、電力又は負荷)、放電間隔、電池間の差異、電池の初期充電状態、放電特性、放電中の温度変化、電池の化学的構成、その他の要因などである。上記した手法は、全般的にこれら要因の中の1つ又は幾つか、特にリチウム二硫化鉄(Li/FeS2)のような、ある種の1次電池の化学的構成については、適していない。したがって、上記の手法では、機能的な寿命終了に対して、電池の残り寿命を、過大推定し又は過小推定するものとして知られていた。したがって、電池駆動機器では、ある場合には対策が取られるより先に電源が切れ、また他の場合では、早まって対策がとられることになっていた。] [0004] 上述の観点より、上記した及び/又は他の要因に対処する、電池寿命終了の判定方法について、未解決の必要性がある。] 発明が解決しようとする課題 [0005] 本発明の態様は、上記及び他の事項に対処するものである。] 課題を解決するための手段 [0006] 本発明の1つの態様においては、電池寿命の終了を判定する方法は、ある与えられた時点における電池の放電容量を求めること、電池の機能的な終了点における放電容量を求めること、及び、前記与えられた時点における電池の放電容量と、前記電池の機能的な終了点における放電容量の両者の関数として、前記与えられた時点における電池の残り燃料を求めること、を含む。この求められた燃料が電池寿命の終了を示すものである。] [0007] 本発明の他の1つの態様においては、電池寿命の終了を判定する方法が、電池の機能的な終了点における放電容量と、与えられた時間における放電容量との両者に基づいて電池寿命の終了を判定することを含み、与えられた時間における前記放電容量は、クーロン値によって求められる。] [0008] 本発明の他の1つの態様においては、電池寿命の終了を判定する方法は、電池の機能的な終了点における放電容量と、与えられた時間における放電容量との両者に基づいて電池寿命の終了を求めることを含み、与えられた時間における前記放電容量は、電池の閉回路電圧と電池についての温度の両者により求められる。] [0009] 本発明の他の1つの態様においては、電池駆動機器は、電池燃料測定命令を記憶するメモリーと、少なくとも1つの電池を収納するように構成された電池収納領域とを含み、前記電池収納領域は、この電池収納領域に挿入された電池と電気的に導通可能な少なくとも1つの電気接点を含んでおり、前記メモリーと前記電池収納領域にある前記少なくとも1つの電気接点と作動的に導通されるプロセッサーが設けられる。このプロセッサーは、電池燃料測定命令を実行させ、該命令により前記電池収納領域に収納された電池残量を、前記少なくとも1つの電気接点を介して得られた電池情報の少なくとも一部に基づき推定する。該プロセッサーは、電池の求められた寿命が予め設定された燃料レベルより下のときに、少なくとも1つの対応をとるようにする。電池燃料測定の命令は、電池の放電容量と電池の機能的な終了点における予想される放電容量との両者の関数として、電池寿命を求める。一例では、電池はリチウムを主体とする一次電池、より好ましくは二硫化リチウムイオン電池からなる。しかし、他の化学構成を有する電池にも適用できる。] [0010] 本発明の他の1つの態様においては、電池駆動機器はまた、少なくとも1つの光源を含み、該少なくとも1つの光源が、電池により供給される電力で照明される。] [0011] 当業者は、添付された説明を読み、理解することで、さらに本発明の他の態様を認識できるであろう。 本発明は限定的ではない例が添付図面に示されており、図面において、類似する参照番号は類似する要素を示す。] 図面の簡単な説明 [0012] 電池寿命の終了を求める電池燃料測定システムの一例のブロック図を示す。 実際の電池残量と図1のシステムを使って求められた電池残量とを対比する曲線を有するグラフを示す。 図1のシステムによる燃料測定方法の一例を表すフロー図を示す。 電池寿命の終了を求める電池燃料測定システムの他の例のフロー図を示す。 実際の電池寿命の終了と、図4のシステムを使って求められた電池寿命の終了を対比する曲線を有するグラフを示す。 図4のシステムによる燃料測定方法の一例を表すフロー図を示す。 電池駆動される電気機器の一例を示す。 電池駆動される照明機器の一例を示す。 ある温度範囲における燃料測定結果のグラフを示す。 ある温度範囲における燃料測定結果のグラフの他の例を示す。 異なる放電間隔としたときの燃料測定結果を示すグラフである。 異なる設計の電池における燃料測定結果を示すグラフである。 異なる設計の電池における燃料測定結果を示すグラフの他の例である。 部分的に放電した電池の燃料測定結果を示すグラフである。 一段階放電及び二段階放電の場合における燃料測定結果を示すグラフである。 異なる放電率における燃料測定結果を示すグラフである。 温度変化させたときの燃料測定結果を示すグラフである。 電池化学構成が不適当である場合の燃料測定結果を示すグラフである。 電池化学構成が不適当である場合の燃料測定結果を示すグラフの他の例である。 電池化学構成が不適当である場合の燃料測定結果を示すグラフの更に他の例である。 放電容量曲線の一例を示す。 放電容量曲線の他の例を示す。 放電容量曲線のさらに他の例を示す。 放電容量曲線のさらに別の例を示す。] 図1 図4 実施例 [0013] 以下は、電池寿命の終了(電池の燃料測定)を判定する技術に関する。この種の判定方法は、例えば照明機器(すなわち、懐中電灯、卓上電気スタントなど)、及び非照明機器(すなわち、ゲーム機、携帯電話、別装置の1つ又は多数の二次電池を再充電するために一次電池を使用する電池寿命延長器、デジタルカメラ、コンピュータなど)のような種々の電池駆動機器において使用できる。一事例では、求められた電池寿命の終了が表示(すなわち、視覚的或いは聴覚的等)されると、この求められた電池寿命の終了に基づき、機器のオペレータは、適切な処置(何もしないことも含めて)をとることができる。他の事例では、該求められた電池寿命の終了に基づいて、電気回路が適切な処置(何もしないことも含めて)をするようにしてもよい。他の処置及び/又は応答をすることも想定されている。] [0014] ここで説明する電池寿命の終了を求める幾つかの手法は、電池の残り寿命の判定に影響を与える種々の要因に関する正確な、及び/又は、信頼性のある燃料測定を提供するものであることを認識すべきである。これらの要因は、以下に制限されるものではないが、電池の温度、電池の放電率、放電形態、電池使用の間隔、電池設計の違い、電池の初期状態(すなわち、新品であるか使用済みであるか)、放電特性(すなわち、一段階放電又は二段階放電)、電池の健康状態(すなわち、良品であるか又は不良品であるか)、及び/又は他の要因を含む。] [0015] 最初に図1を参照すると、電池駆動機器における電池の残り寿命(電池の残り燃料)を判定する電池の燃料測定システム100のブロック図が示される。図示されたように、このシステム100は、ある与えられた時間における電池の閉回路電圧(CCV)、すなわち負荷電圧を求めることができる閉回路電圧測定装置102を有する。また、このシステム100は、ある与えられた時間における電池の放電容量(Qm)を求める放電容量測定装置104を有する。図示された例においては、放電容量測定装置104は、当業界でよく知られる、クーロン量値により放電容量Qmを求める。しかし、測定、推定、予測等のための他の技術、又はその他の手段によって放電容量を求める技術も使用できる。1つの代替方法として、駆動されている負荷の大きさを知り、この負荷を実験的に別々に電池に加えて、該電池について、負荷のもとでの電池の放電容量を知る方法がある。] 図1 [0016] このシステム100は又、電池の機能的な終了点における容量(QFE)を求める機能的終了点容量測定装置106を有する。示された例においては、機能的終了点容量測定装置106は、少なくとも部分的に、求められた閉回路電圧(CCV)と、求められたQmとに基づいて、QFEを求める。このシステム100は、さらに、電池の残り寿命(残り燃料)を求める電池残り寿命測定装置108を有する。示された例では、電池残り寿命測定装置108は、少なくとも一部は、QmとQFEに基づいて、電池の残量を求める。しかし、他の公知の技術を使用することもできる。] [0017] 概略的に述べたように、図示された事例においては、機能的終了点容量測定装置106は、求められたCCVとQmに基づきQFEを求める。限定的でない例として、一事例においては、機能的終了点容量測定装置106は、数式1に基づいてQFEを求める。] [0018] 〔数式1〕 QFE=(AxQm2)+(BxCCV2)+(CxQmxCCV)+(DxQm)+(ExCCV)+F、 ここで、A、B、C、D、E、Fは、係数すなわち適切な定数である。この例においては、数式1は2次の多項式、すなわち2次方程式である。しかし、線形方程式、及び/又は、より高次の方程式、たとえば3次、4次、5次などの方程式も、ここでは想定されている。簡潔及び明確化のために、2次の方程式の例のみが紹介されている。] [0019] 係数A、B、C、D、E及びFは、様々に決定できる。例えば、係数は、経験的に決定され、或いは実験及び/又は観察に基づいて決定できる。例えば、経験的なデータは、電池の放電時間中にわたり、電池の種々の動作特性を測定し、及び/又は、記録することにより生成される。理論的、統計的、蓋然的、予測的、及び/又は、他の技術もまた採用できる。適切な係数の組み合わせの限定的でない例としては、数式2で与えられる係数があるが、これに限られるものではない。] [0020] 〔数式2〕 QFE=(19966xQm2)+(−2.733x10-4xCCV2)+(−4.909xQmxCCV)+(60232xQm)+(−7.278xCCV)+(−42449)、] [0021] ここで、QFEとQmはミリアンペア(mAh)で、CCVはボルトで表される。上記の係数は、二硫化鉄リチウムLi/FeS2電池用に調整されたものである。しかし、Li/FeS2電池用として他の係数を使用してもよく、及び/又は、これらの係数は、他の電池化学構成に基づいて調整できることを理解すべきである。Li/FeS2電池の電池化学構成が広範囲にわたる消費者向け装置に使用できるものである限り、該手法はLi/FeS2システムに特に適しているものと期待され、他の消費者向け機器及び/又は一次電池、特にアルカリ電池のための多くの現在知られている燃料測定技術は、この化学構成には適していない。上述したように、図示された例において、電池の寿命測定装置108は、QmとQFEに基づいて電池の残り寿命を求める。限定的でない一例においては、電池の寿命測定装置108は、数式3に基づいて電池寿命の終了(求められた残り燃料)を求める。] [0022] 〔数式3〕 求められた残り燃料=1−(Qm/QFE)、 上記は、残り燃料のパーセント表示とするか、或いは、実際の残り時間又はカメラで撮影可能な枚数のように、他の表示とすることができる。] [0023] この判定においては、他のパラメータ及び/又は変数を含んでもよいことが理解されるであろう。例えば、温度、電池の形式、電池の化学構成などを、付加的に又は代替的に該判定に含ませることができる。] [0024] 図2は、実際の電池の残り燃料と、数式1−3を使って求められた残り燃料との対比曲線のグラフ200を示す。グラフ200において、y軸は、電池に残存する実際燃料を利用可能な燃料総計に対するパーセントで表し、x軸は、求められた電池に残存する燃料を利用可能な燃料総計に対するパーセントで表すものである。参照線202は、実際の残量と求められた残り燃料とが等しくなる点を、グラフ200に示すものである。曲線204は、温度約20℃における実際の残り燃料に対する求められた残り燃料を例示する。該曲線204は、実際の燃料レベルの範囲にわたり、求められた残り燃料が実質的に参照線202を辿ることを表していることに注意されたい。] 図2 [0025] 図3は、図1と図2に関連して述べた手法に基づいて電池の残り寿命を求めるフロー図300を示す。このフロー図300は、一連の動作として記載されていることを理解されたい。しかし、1つ又は複数の動作を省略し、及び/又は、1つ又は複数の動作を追加することができる多くの事例があり、また動作の順番は説明を目的とするものであり、限定的ではないことも理解すべきである。] 図1 図2 図3 [0026] 302において、電池駆動される機器は電源が投入される。304において、電池の放電容量Qmが求められる。限定的でない事例において、Qmは測定又は計算により求められる。例えば、AAサイズのLiFeS2電池の放電容量は、ある低放電率においては1つの値となり、それより高い放電率においては、この値より幾分小さい値になる。同じ負荷がZnMnO2(アルカリ性)電池に付加された場合には、異なる値になる。これらの値は、実験活動を通じて知ることができ、304における判定に利用できる。306において、電池の閉回路電圧CCVが求められる。限定的でない事例として、CCVは、アナログデジタル変換器ADC又は当業者にとって適切な他の回路手段により測定され、求められる。308において、電池の機能的な終了点における容量QFEが求められる。上述したように、QFEは、数式1及び2によりCCVとQmの関数として求めることができる。310では、残り燃料FRが求められる。上述したように、残り燃料FRは、数式3によるQmとQFEの関数として求めることができる。求められた残り燃料FRは、表示され、すなわち視覚的及び/又は聴覚的に或いは他の方法で表示できる。例えば、この求められた残り燃料FRは、連続的に又は要求に応じて表示することができる。] [0027] 312では、求められた残り燃料FRは、第1の残り燃料レベルに従って設定される第1の閾値T1と比較される。求められた残り燃料FR>T1の場合には、動作は304に戻る。しかし、FR<T1であれば、314において第1の対応策が遂行される。好ましい対応策の例としては、オペレータに対するメッセージ表示(例えば、視覚的及び/又は聴覚的)を行う。メッセージは、電池寿命がT1(低電源警告)以下に低下したこと、求められた残り燃料(例えば、残り燃料のパーセント表示として、電池が寿命終了に達するまでの推定残り時間として)などを表示するものとすることができる。次に、316において、求められた残り燃料FRが、第2の残り燃料レベルに従って設定される第2の閾値T2と比較される。求められた残り燃料FR>T2の場合には、動作は304に戻る。しかし、FR<T2の場合には、第2の対応策が318において遂行される。好ましい対応策の例としては、電池駆動機器を停止することである。この動作には、電池駆動機器を停止する前又はそれと同時に、セーブ状態情報を含ませることができる。] [0028] 動作312−316は任意的であり、省略してもよいことが理解されるであろう。その場合には、求められた残り燃料FRは、表示(例えば視覚的及び/又は聴覚的)するか、或いは上述した他の方法で利用することができる。] [0029] 任意的であるが、電池交換するべきかどうかについて初期チェックを遂行することもできる。この場合には、メッセージがオペレータに表示され、動作304−316を遂行することなく機器を停止するようにしてもよい。] [0030] ここで図4を参照すると、電池駆動される機器における電池寿命の終了(残り燃料)を判定する他の電池燃料測定システム400のブロック図が例示される。] 図4 [0031] 図示されているように、このシステム400は、電池回りの温度を求める温度測定装置402を有する。この温度測定装置402は、温度Tを測定するセンサー、及び/又は、温度を予測し、推定し、受信し、取得し、或いは他の手法で温度を求める他の素子を含むことができる。このシステム400は、さらに、与えられた時間における電池の機能的終了点における予測される容量QFEを求める、終了点容量推定装置404を有する。図示された例においては、この容量QFEは求められた温度Tの関数で与えられる。このシステム400はまた、ある与えられた時間における電池の閉回路電圧CCVを求める閉回路電圧測定装置406を有する。またこのシステム400は、ある与えられた時間における電池の放電容量Qmを求める放電容量測定装置408を有する。図示された例においては、この容量Qmは、求められたCCVと温度Tの関数で与えられる。システム400は、さらに、電池寿命の終了(残り燃料)を求める電池の残り寿命測定装置410を有する。図示例においては、残り燃料は、求められた放電容量Qmと容量QFEの関数で与えられる。] [0032] 上述したように、終了点容量推定装置404は、求められたCCVと温度Tとに基づいてQFEを判定する。限定的でない例として、ある場合においては、終了点容量推定装置404は、数式4に基づいてQFEを求める。] [0033] 〔数式4〕 QFE=(AxT3)+(BxT2)+(CxT)+D、 ここで、A、B、C、Dは、係数すなわち適切な定数である。この例において、数式4は、3次の多項式すなわち3次方程式である。しかし、線形方程式、2次方程式、及び/又は、より高次の方程式を、ここで用いてもよい。係数A、B、C、Dは、数式1に関連して述べたように様々の方法で求めらことができる。適切な係数の一例は、限定的な意味ではないが、数式5の係数を含む。] [0034] 〔数式5〕 QFE=(3.11x10-3xT3)+(−0.7892xT2)+(37.33xT)+2295、 ここで、QFEはミリアンペア(mAh)で、温度Tは℃で表される。数式2のように、上記係数は、特定用途として、二硫化鉄リチウムLi/FeS2電池のために調整されたものである。しかし、他の係数もLi/FeS2電池に使用でき、及び/又は、係数は、2つ又はそれ以上の他の電池化学構成に基づいて調整できることを理解すべきである。] [0035] 放電容量測定装置408は、求められたCCVと温度Tに基づき容量Qmを求める。限定的でない例として、放電容量測定装置408は、数式6に基づいて容量Qmを求める。] [0036] 〔数式6〕 Qm=(AxCCVxT2)+(BxCCV2)+(CxT)+(DxTxCCV)+(ExCCV)+(FxT)+G、 ここで、A、B、C、D、E、F、Gは、係数すなわち適切な定数である。この例においては、数式6は2次方程式である。しかし、線形方程式、及び/又は、より高次の方程式を用いてもよい。係数A−Gは、数式1に関連して上述したように様々に決定できる。好ましい係数の一例は、限定的な意味ではないが、数式7の係数を含む。] [0037] 〔数式7〕 Qm=(2.464xCCVxT2)+(−11047xCCV2)+(−3.086xT)+(44.44xTxCCV)+(16269xCCV)+(−5.837xT)+(−2333)、 ここで、Qmはミリアンペア(mAh)で、CCVはボルトで、Tは℃で表される。ここで再び、係数は、二硫化鉄リチウムLi/FeS2電池用に調整されたものであるが、他の係数もLi/FeS2電池用として使用することができ、及び/又は、係数は2つ又はそれ以上の他の電池化学構成に基づいて調整できることを理解すべきである。] [0038] 上述したように、図示した例においては、電池の残り寿命測定装置410は、容量Qmと容量QFEに基づいて、電池の残り寿命を求める。限定的でない一例では、電池寿命測定装置410は、数式8に基づいて電池の残り寿命(又は求められた残り燃料)を求める。] [0039] 〔数式8〕 求められた残り燃料=1−(Qm/QFE)、 上記の残り燃料は、パーセント或いは他の単位で表示することができる。] [0040] 図5は、実際の電池の残量と、数式4−8を使って求められた残り燃料との対比曲線グラフ500を示す。グラフ500において、y軸は、電池に残存する実際の燃料を利用可能な燃料の総計に対するパーセントで表し、x軸は、電池に残存する燃料の求められた値を利用可能な燃料の総計に対するパーセントで表す。参照線502は、実際の残量と求められた残り燃料とが等しいグラフ上の点を示す。曲線504は、温度約20℃における、実際の残り燃料に対する求められた残り燃料を示す。グラフ200の曲線204におけると同様に、曲線504は、求められた残り燃料が、実際の燃料レベルの範囲にわたって実質的に参照線502を辿ることを表す。また、求められた残り燃料が、燃料の残りゼロパーセントに近い領域である電池の実際の寿命終了に近い領域において、実質的に参照線502を辿ることが分かる。] 図5 [0041] 図6は、図4及び図5に関連して説明された手法に基づいて、電池残り寿命を求めるフロー図600を示す。図3におけると同様に、フロー図600は、限定的でない一連の動作として記載されており、これらの動作には、さらに追加がなされても、そこから省略されてもよく、及び/又は、他の変更がされてもよい。] 図3 図4 図5 図6 [0042] 602において、電池駆動機器が起動される。604において、温度Tが求められる。これは、温度センサー又は他の手段により達成できる。606において、電池の閉回路電圧CCVが求められる。限定的でない例として、CCVは測定により求められる。608において、電池の機能的終了点における容量QFEが求められる。上述したように、QFEは数式4及び5のように温度Tの関数として求めることができる。610では、電池の放電容量Qmが求められる。上述したように、該放電容量Qmは、数式6及び7におけるように、CCVと温度Tの関数として求めることができる。612において、電池の残り燃料FRが求められる。上述したように、この求められた残り燃料FRは、数式8におけるように、容量QFEと放電容量Qmの関数として与えられる。求められた残り燃料FRは、表示(例えば視覚的及び/又は聴覚的)されるか、又は他方法で利用することができる。例えば、求められた残り燃料FRは、連続的に又は要求に応じて表示することができる。] [0043] 614において、求められた残り燃料FRは、第1の残り燃料レベルに従って設定される第1の閾値T1と比較される。求められた残り燃料FR>T1の場合には、動作は604に戻る。しかし、FR<T1の場合には、第1の対応策が616において遂行される。好ましい対応策の例としては、オペレータに対するメッセージ表示(例えば視覚的及び/又は聴覚的)を行うことである。メッセージは、電池寿命がT1(低電源警告)以下に低下したこと、求められた残り燃料(例えば、残り燃料のパーセント表示として、電池が寿命終了に達するまでの推定残り時間として)を表示するものとすることができる。次に、618において、求められた残り燃料FRは、第2の残り燃料レベルに従って設定される第2の閾値T2と比較される。もし求められた残り燃料FR>T2の場合、動作は604に戻る。しかし、もしFR<T2の場合には、第2の対応が620でとられる。好ましい対応例としては、電池駆動機器を停止することである。この動作には、電池駆動機器を停止する前或いはそれと同時に、セーブ状態情報を含ませることができる。] [0044] 動作614−620は任意的であり、省略されてもよいことを認識すべきである。この場合でも、求められた残り燃料FRは、表示(例えば視覚的及び/又は聴覚的)することができ、或いは上述したような他の手法で利用することができる。] [0045] 任意的ではあるが、電池交換するべきかどうかについて初期チェックを遂行することもできる。この場合には、メッセージがオペレータに表示され、動作604−620を遂行しないで機器を停止するようにしてもよい。] [0046] 図7は、ここに述べた電池燃料測定手法を利用可能な、電池駆動機器700の実施例を示す。電池駆動される機器700は、マイクロプロセッサー、中央処理装置CPU、その他の処理ユニットのようなプロセッサー704を有する。ここに述べた命令のような、1つ又はそれ以上の燃料測定命令を、他のデータとともに保存するために、メモリー706を使用することができる。例えば、数式に使われる1つ又は多数組の係数の組み合わせもメモリー706に保存することができる。一例では、少なくとも第1の係数の組み合わせが、第1の電池化学構成に合わせて調整され、少なくとも第2の係数の組み合わせが、第2の電池化学構成に合わせて調整される。図示した例においては、プロセッサー704は、1つ又はそれ以上の燃料測定命令708を実行する。] 図7 [0047] 電池収納領域710が、1つ又はそれ以上の電池を収納するように形成される。電池収納領域710は、個々の一次電池(非充電型)、個々の二次電池(充電型)、電池パックを受け入れるものとするか、又は、個々の一次電池と個々の二次電池と電池パックとを交互に収納するものとすることができる。ここでの燃料測定技術は、本質的にどのような化学構成の電池にも使用でき、限定的な意味ではないが、二硫化鉄リチウムイオン(Li/FeS2)、ニッケル水酸化金属(NiMH)、酸水化ニッケル(NiOOH)、二酸化マンガン亜鉛(ZnMnO2)、亜鉛カーボン(CZn)、二酸化マンガン亜鉛、リチウムイオン(Li−Ion)、ニッケルカドミニウム(NiCd)、亜鉛空気、角型亜鉛空気、並びに、その他の化学構成を含む、どのような化学構成の電池にも、使用することができる。適切な電池サイズには、AAA、AA、C、D、N、9ボルト型、ボタン電池、角型電池、その他どのような電池サイズも含まれる。] [0048] ディスプレイ、1つ又はそれ以上のLED、スピーカなどの出力部品712は、人が理解可能な形で情報を表示する。入力部品714は、オペレータが電気機器に入力するのを可能にする。この入力部品は、「燃料測定要求」押しボタン又は他のユーザ作動の入力手段として構成され、該ユーザ作動の入力手段は、装置のオンオフスイッチ或いはモード切替スイッチのような他の機能を有するものである。これは、機器をオンオフさせること、或いは、1つ又はそれ以上の作動を遂行させることを含む。温度Tを求めるために、温度センサー702を設けてもよい。燃料測定に温度を使用しない場合には、温度センサー702は省略できる。] [0049] 任意的ではあるが、電池化学構成特定装置を含むようにすることもできる。その場合には、電池化学構成を燃料測定に使用できる。電池化学構成特定装置は、プロセッサーコード及びメモリーにおける、選択スイッチ又は選択候補のような、ユーザ入力手段によるものとすることができる。代替的には、電池化学構成特定装置は、ユーザ入力手段のない、装置から電池に与えられる1つ又はそれ以上の種々の負荷のもとで、電池の自動測定を行うものとすることもできる。負荷変動のもとでの開回路電圧及び閉回路電圧に関連する電池の反応を用いて、電池化学構成を求めることができる。電池の化学構成が手動又は自動により求められると、適切な燃料測定用係数の組み合わせを用いて、燃料測定を計算することができる。] [0050] 作動においては、プロセッサー704がメモリー706と交信し、1つ又はそれ以上の適切な燃料測定命令708を実行させる。電池に関する種々のパラメータが取得され、残り燃料値が求められる。この過程は、ある時間にわたって、連続的に或いは周期的に、又は要求により非周期的に、及び/又は、その他の手法で、再計算することができる。出力部品712は、例えば予め設定された条件が満たされたとき、及び/又は、その他の場合に、電気機器オペレータによって入力部品714を介して、連続的に又は要求に応じて求められた残り燃料を提示することができる。メッセージのようなその他の情報を提示することもできる。他の場合においては、燃料測定情報を、ネットワーク上で、無線により通信することができる。さらに他の例においては、プロセッサー704は、追加的に又は代替的に、省電モード、スリープモードに入るなど、燃料測定情報に基づいた種々の操作モードに入ることもできる。] [0051] 図8は、ここに述べた電池燃料測定手法を利用できる、電池駆動される例示的な照明機器800を示す。この電池駆動照明機器800は、該電池駆動照明機器800が1つ又はそれ以上の光源802を有し、電池収納領域710に収納された電池又は他の電力により駆動されることを除けば、電池駆動機器700に類似している。1つ又はそれ以上の光源802は、例えば、以下のものに限定されるものではないが、発光ダイオードLED、白熱灯、蛍光灯のような種々の種類の光源を含むことができる。] 図8 [0052] 光源802は、例えば、点滅、減光等により、燃料測定情報を表示するように構成してもよい。さらに、プロセッサーは、燃料測定情報に基づき、光源802の照明光を減光する低電力モードを開始することもできる。] [0053] 上述したように、種々の要因が電池寿命の終了判定に影響を与える。これらの要因としては、例えば、電池温度、電池の放電率、放電形態、電池使用の間隔、同じ化学構成の電池間における変化、電池の初期状態(すなわち新品か使用済みか)、放電特性(すなわち一段階または二段階放電)、電池の健康状態(すなわち良好か不良か)、及び/又は、他の要因の1つ又は多数のものがある。追加される光源は、化学構成の検出に関する項で述べたように、負荷として作用することになる。以下の説明は、これらの要因に関連して燃料測定の手法を述べるものである。例示目的のために、ここに記載の手法は、y軸が実際の残り燃料を表し、x軸が求められた残り燃料を表すグラフに関連して説明される。曲線は、係数及び/又は他のパラメータに基づいて変化する場合がある。] [0054] 温度; 図9と図10は、図1−6に関連して説明した手法を、−20℃から40℃までの温度範囲にわたって、実際の残り燃料と求められた残り燃料とを比較した曲線グラフを示す。] 図1 図10 図9 [0055] 図9において、曲線は、図1−3に関連して説明した手法を利用している。この曲線の温度は、−20℃、0℃、20℃並びに40℃である。該曲線は、実質的に、実際の残り燃料と求められた残り燃料とが等しい点を通ることに注目されたい。] 図1 図9 [0056] 図10において曲線は、図4−6に関連して説明した手法を利用している。同様に曲線温度は、−20℃、0℃、20℃並びに40℃である。再びこれらの曲線は、実質的に、実際の残り燃料と求められた残り燃料が略等しい点を通ることに注目されたい。] 図10 図4 [0057] 放電間隔; 図11は、図1ー3に関連して説明した手法を用いて、異なった放電間隔としたときの実際の残り燃料と求められた残り燃料を比較する曲線グラフを示す。曲線の放電率は、連続のものと、1分当たり10秒のもの(10秒/分)、1時間当たり5分のもの(5分/時間)、一日当たり1時間のもの(1時間/日)である。これらの曲線は、実質的に、実際の残り燃料と求められた残り燃料が略等しい点を通ることに注目されたい。] 図1 図11 [0058] 電池デザインの変更; 電池製造者にはよく知られるように、時によって、例えば電池効率、信頼性などを向上させるために、電池の設計を変更する可能性がある。図12及び図13は、図1−図6に関連して説明した手法について、異なる電池設計における、実際の残り燃料と求められた残り燃料を比較した曲線グラフを示す。図12における曲線は、図1−図3の手法に対応しており、実際の残り燃料と求められた残り燃料とが略等しい点を実質的に通る。図13における曲線は、図4−6の手法に対応しており、等しい点の跡を辿っているが、特に電池寿命の終了を表す点でより接近している。図における当該部分は、ある一例において、電池放電がその機能的な容量を超えてしまう前にユーザに報知すること、及び/又は、ある対策をすることが望まれる場合、より重要になる。] 図1 図12 図13 図3 図4 図6 [0059] 部分的に放電した電池; 図14は、図1−6に関連して説明した手法について、部分的に放電した電池における、実際の残り燃料と求められた残り燃料とを比較する曲線グラフを示す。曲線は、電池寿命の終了付近の点で追尾することに注目されたい。図示した曲線では、電池は、500mAで2時間放電させ、1000ミリアンペア時間(mAh)容量を取り出し、それを再放電の前に10℃で10日間放置したものである。] 図1 図14 [0060] 二段階放電; 電池によっては、放電挙動が、二回の平坦な放電区間を含む場合がある。例えば、Li/FeS2電池の放電挙動では、電池が高温度下及び/又はかなり低い放電率で放電されるとき、二回の平坦な放電区間を含むようになることが知られている。図15は、図1−図3の手法に対応した曲線が、一段の放電1502と二段の放電1504、1506の両者とも、実質的に、実際の残り燃料と求められた残り燃料が略等しい点を追尾することを示す。] 図1 図15 図3 [0061] 放電率; 煙検出器のような幾つかの機器に対する用途では、予想される電池寿命は10年以上である。その場合の低放電率での放電曲線は、比較的高い放電率又は中間の放電率と比較して、大きく放電曲線が異なることになる可能性がある。図16に示されるように、ここに述べた手法は、実際の残り燃料対と求められた残り燃料が、低い放電率において略等しい点を追尾している。例示された曲線は、10μAから300mAまでの放電率に対応するものである。] 図16 [0062] 放電中における温度変化; 図17は、求められた残り燃料に対する温度変化の影響を示す。図17では、50mAの連続放電において、温度変化は、約20℃から−20℃の間で6時間ごとに変化した。温度変化は、求められた残り燃料に対して温度変化の境界部で影響を示すことに注目されたい。] 図17 [0063] 不適当な電池化学構成; 図18及び図19は、残り燃料に対する電池化学構成の影響を示す。図18及び図19においては、残り燃料を求める方程式のための係数として、特に、リチウム(Li/FeS2)電池用に調整されたものを想定する。曲線は、ニッケル水素(NiMH)、オキシライド、二酸化マンガン亜鉛(ZnMnO2)、二硫化鉄リチウムイオン(Li/FeS2)電池の応答を表す。図18は、図4−6の燃料測定手法に対応する曲線を示しており、図19は、図1−3の燃料測定手法に対応する曲線を示す。低電池警告が、求められた残り燃料の10パーセントで表示される場合には、実際の残り燃料は5〜20パーセントの範囲に位置することになる。図20においては、各曲線に使われる係数は、図1−3の手法を使って、電池化学に対応して調整されたものである。電池は、放電の開始から終了まで正確に燃料測定されることに注目されたい。図21から図24は、実際の放電曲線の例を表す。放電曲線は、非常に異なるものとなる。] 図1 図18 図19 図20 図21 図24 図4 [0064] 本発明は、種々の実施形態に関連して説明されている。本出願を読むことにより、修正及び変更が他に想起されるであろう。本発明は、添付した特許請求の範囲及びその均等範囲に含まれる限り、そのような修正及び変更をも含むものとして解釈されるように意図されている。] [0065] 100電池の燃料測定システム 102閉回路電圧測定装置 104 電池の放電容量Qm測定装置 106 機能的な終了点における放電容量測定装置 108 電池の残量測定装置 304 電池の放電容量Qm測定装置 306 電池の閉回路電圧CCV測定装置 308 電池の機能的な終了点における放電容量測定装置 310 電池の残り燃料(FR)測定装置 312 第1の比較器 316 第2の比較器 400電池燃料測定システム 402温度測定装置 404 電池の機能的終了点の放電容量測定装置 406 閉回路電圧測定装置 408 電池の放電容量測定装置 410 電池の残り寿命測定装置 700電池駆動される機器 702 温度測定装置 704プロセッサー 706メモリー 708 燃料測定命令 710電池収納領域 712出力部品 714入力部品 800 電池駆動される照明機器 802 光源]
权利要求:
請求項1 電池寿命の終了を判定する方法において、ある与えられた時点における電池の放電容量を求めること、前記電池の機能的終了点における放電容量を求めること、及び、ある与えられた時点における前記電池の残り燃料を、前記与えられた時点における前記放電容量と、前記電池の機能的な終了点における前記放電容量との両者の関数として求め、該求められた残り燃料によって前記電池寿命の終了を指示する、ことを特徴とする方法。 請求項2 以下の式の関数として、前記電池の残り燃料を求めることをさらに含む、請求項1に記載の方法。 請求項3 前記与えられた時間における前記電池の求められた前記放電容量と、前記電池の閉回路電圧の両者の関数として、前記電池の機能的終了点における放電容量を求めることをさらに含む、請求項1又は2までのいずれか1項に記載の方法。 請求項4 前記電池の機能的終了点における放電容量が、前記与えられた時間における電池の放電容量と前記電池の閉回路電圧の両者の関数である場合において、前記電池の閉回路電圧を求めることをさらに含む、請求項1又は2のいずれか1項に記載の方法。 請求項5 前記与えられた時間における前記電池の前記放電容量は、クーロン値によって求められる、請求項1又は2のいずれか1項に記載の方法。 請求項6 前記電池の温度を求めること、求められた温度の関数として前記電池の機能的終了点における前記放電容量を求めることをさらに含む、請求項1又は2のいずれか1項に記載の方法。 請求項7 前記電池の閉回路電圧を求めること、前記電池に関する温度を求めること、前記求められた閉回路電圧と、前記求められた電池に関する温度の両者の関数として、前記与えられた時間における前記電池の前記放電容量を求めることを、さらに含む、請求項1又は2のいずれか1項に記載の方法。 請求項8 前記求められた残り燃料が予め設定された燃料の閾値を下回っているときに、前記残り燃料を表示する信号を出力することをさらに含む、請求項1から7までのいずれか1項に記載の方法。 請求項9 前記信号は、視覚的及び音声的表示の少なくとも1つである、請求項8に記載の方法。 請求項10 前記の方法が電池駆動される機器において実行され、さらに前記求められた残り燃料が予め設定された燃料の閾値を下回るときに、前記電池駆動される機器を自動的に停止することをさらに含む、請求項1から9までのいずれか1項に記載の方法。 請求項11 前記電池駆動される機器は、電池からの電力を使用し、前記電池駆動機器の少なくとも1つの電気部品を作動させるものである、請求項10に記載の方法。 請求項12 前記電池駆動される機器は、少なくとも1つの光源を含み、電池による電力が前記光源を照明するのに使われる、請求項10に記載の方法。 請求項13 電池の化学を求めること、及び前記電池の残り燃料を、前記電池の機能的な終了点における前記放電容量と、前記電池の前記放電容量と、前記電池の化学的構成の全ての3つ関数として求めること、をさらに含む、請求項1から12までのいずれか1項に記載の方法。 請求項14 前記方法が電気機器に使われる電池の燃料測定するために使われるもので、さらに前記電池の求められた残り燃料が、第1の予め設定された燃料の閾値を下回っているときに低電池警告を与えること、及び前記電池の求められた残り燃料が、第2の予め設定された燃料の閾値を下回るときに、前記電気機器を停止すること、をさらに含み、前記第1設定閾値が第2設定閾値より大きい、請求項1から13までのいずれか1項に記載の方法。 請求項15 電池寿命の終了を判定する方法において、前記電池の機能的終了点における放電容量と、ある与えられた時点における放電容量との両者に基づいて、電池寿命の終了を求めること、を含み、前記与えられた時点における前記放電容量は、クーロン値によって求められるものである、ことを特徴とする方法。 請求項16 前記電池寿命の終了が、1−(Qm/QFE)の関数であり、ここで、Qmは前記与えられた時間における前記放電容量であり、QFEは電池の機能的終了点における前記放電容量である、請求項15に記載の方法。 請求項17 前記機能的終了点における放電容量が、前記電池の閉回路電圧と、ある与えられた時間における前記放電容量とに基づいて計算される、請求項15又は16のいずれか1項に記載の方法。 請求項18 前記機能的な終了点における放電容量が、(AxQm2)+(BxCCV2)+(CxQmxCCV)+(DxQm)+(ExCCV)+Fの関数であり、ここでA、B、C、D、E及びFは、好ましい定数であり、Qmは前記与えられた時間における前記放電容量であり、CCVは電池の閉回路電圧である、請求項15又は16のいずれか1項に記載の方法。 請求項19 電池寿命の終了を求める方法であって、前記電池の機能的終了点における放電容量と、ある与えられた時点における放電容量との両者に基づいて、電池寿命の終了を求めること、前記与えられた時点における前記放電容量は、前記電池の閉回路電圧と前記電池に関する温度の両者に基づいて求められるものである、ことを特徴とする方法。 請求項20 前記電池寿命の終了が、1−(Qm/QFE)の関数であり、ここで、Qmはある与えられた時間における前記放電容量であり、QFEは前記電池の機能的な終了点における前記放電容量である、請求項19に記載の方法。 請求項21 前記機能的終了点における放電容量が温度に基づいて計算される、請求項19又は20のいずれか1項に記載の方法。 請求項22 前記機能的な終了点における放電容量が、QFE=(AxT3)+(BxT2)+(CxT)+Dの関数であり、ここで、A、B、C、及びDは好ましい定数であり、Tは温度である、請求項19又は20のいずれか1項に記載の方法。 請求項23 前記与えられた時間における放電容量が、Qm=(AxCCVxT2)+(BxCCV2)+(CxT)+(DxTxCCV)+(ExCCV)+(FxT)+Gの関数であり、ここで、A、B、C、D、E、F及びGは好ましい定数であり、CCVは前記電池の閉回路電圧であり、Tは前記温度である、請求項19から22までのいずれか1項に記載の方法。 請求項24 電池駆動される機器(700、800)であって、電池燃料測定命令を記憶するメモリー(706)と、少なくとも1つの電池を収納するように構成された電池収納領域(710)と、を含み、前記電池収納領域は、該電池収納領域に挿入された電池と電気的に通信できる少なくとも1つの電気接点を含んでおり、前記メモリーと、前記電池収納領域にある前記少なくとも1つの電気接点とに作動的に導通するプロセッサー(704)が設けられ、前記プロセッサーは、電池燃料測定命令を実行させ、該命令により、前記の少なくとも1つの電気接点により得られた電池に関する少なくとも一部の情報に基づいて、前記電池収納領域に収納されている電池の残量を求めるものであり、前記プロセッサーは、電池の求められた寿命が予め設定された燃料レベルを下回っているときに、少なくとも1つの対応策を遂行するものであり、前記電池燃料測定命令は、前記電池の放電容量と前記電池の機能的終了点における予想放電容量との両者の関数として、電池寿命を求めるものである、ことを特徴とする機器。 請求項25 さらに少なくとも1つの光源(802)を含み、前記少なくとも1つの光源は、前記電池の供給電力により照明される、請求項24に記載の電池駆動機器。 請求項26 さらに電池の求められた残り寿命を指示する信号を出力する出力部品(712)を含む、請求項24又は25のいずれか1項に記載の電池駆動機器。 請求項27 前記少なくとも1つの対応策は、前記電池の求められた残り燃料を指示する信号を出力するか、又は、前記電気機器を停止するかの、少なくとも1つを含む、請求項24から26までのいずれか1項に記載の電池駆動機器。 請求項28 さらに前記電池収納領域の少なくとも1つの電気的接点と電気的に導通し、電池の化学構成を求める電池化学構成特定装置を有し、前記メモリーが、前記電池燃料測定命令に関連して使われる、少なくとも2組の電池燃料測定用の係数を保存しており、採用される該少なくとも2組の係数は、2つの異なった電池化学構成のために調整されたものであり、該採用される係数の組が求められた電池化学構成に基づくものである、請求項24から27までのいずれか1項に記載の電池駆動機器。 請求項29 少なくとも1つの電池は、実質的にリチウムを主体とする一次電気化学電池からなる、請求項24から28までのいずれか1項に記載の電池駆動機器。 請求項30 少なくとも1つの電池は、実質的に二硫化リチウムイオン電気化学電池からなる、請求項24から28までのいずれか1項に記載の電池駆動機器。 請求項31 電池の開回路電圧と閉回路電圧とに関連した負荷変動に対する電池反応が、電池の化学構成を求めるのに使われる、請求項24から30までのいずれか1項に記載の電池駆動機器。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题 US10804574B2|2020-10-13|Battery charger with battery state detection US9859548B2|2018-01-02|Shared control of thermistor and dual purpose thermistor line US8827484B2|2014-09-09|Adapter circuitry for enabling charging and/or recharging a device or battery of a different type US6577104B2|2003-06-10|Apparatus and methods for determining appropriate timing for recharging rechargeable batteries KR101461681B1|2014-11-13|배터리 충전 표시 방법, 배터리 충전 모니터링 장치, 충전가능 배터리, 및 제조 물품 EP2660924B1|2015-07-08|Method and device for managing battery system US5156931A|1992-10-20|Battery with strength indicator EP2730933B1|2018-04-18|Apparatus and method for diagnosing abnormality in a cell balancing circuit AU2009289447B2|2015-12-10|Battery charger JP4183004B2|2008-11-19|電池パック US8143855B2|2012-03-27|Rechargeable split battery system AU2002211434B2|2006-01-05|System and method for battery charging JP5049805B2|2012-10-17|セル平衡電池パックおよび電池のセルを平衡させる方法 US6639386B2|2003-10-28|Rechargeable battery device equipped with life determination function JP5297535B2|2013-09-25|蓄電池再生装置 US8179139B2|2012-05-15|Rechargeable battery abnormality detection apparatus and rechargeable battery apparatus US8742763B2|2014-06-03|Battery module state detection method JP2015073429A|2015-04-16|Method for detecting branch of cell charge and discharge states of series or group of batteries or capacitors US9590443B2|2017-03-07|Power supply device using secondary battery and method of switching the battery mode US7030590B2|2006-04-18|Apparatus for refreshing batteries US9300157B2|2016-03-29|Context aware battery charging KR100275367B1|2000-12-15|전지 잔량 예측방법, 전지 유니트 및 전지 유니트를 사용하는 장치 RU2569322C2|2015-11-20|Батареи для электроинструментов US7560901B2|2009-07-14|Internal short detection apparatus for secondary-battery, internal short detection method for secondary-battery, battery-pack, and electronic equipment EP2317598B1|2014-01-01|Battery pack comprising a charge and discharge switch
同族专利:
公开号 | 公开日 US8598848B2|2013-12-03| EP2232284B1|2014-01-22| US20100250164A1|2010-09-30| CA2709529A1|2009-07-30| WO2009093999A1|2009-07-30| EP2232284A1|2010-09-29| KR20100111276A|2010-10-14| CA2709529C|2017-11-21| KR101505232B1|2015-03-23| HK1151098A1|2012-01-20| AU2008348343A1|2009-07-30| AU2008348343B2|2013-01-31| CN101925829A|2010-12-22| JP5517304B2|2014-06-11| CN101925829B|2014-01-08|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2011-04-01| A621| Written request for application examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110331 | 2012-11-29| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121129 | 2012-12-21| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121220 | 2013-03-22| A601| Written request for extension of time|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20130321 | 2013-03-29| A602| Written permission of extension of time|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20130328 | 2013-06-15| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130614 | 2014-03-24| TRDD| Decision of grant or rejection written| 2014-03-27| A01| Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140326 | 2014-04-10| A61| First payment of annual fees (during grant procedure)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140328 | 2014-04-11| R150| Certificate of patent or registration of utility model|Ref document number: 5517304 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 | 2016-09-12| S111| Request for change of ownership or part of ownership|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 | 2016-10-05| R350| Written notification of registration of transfer|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 | 2017-04-11| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2018-04-03| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2019-04-11| LAPS| Cancellation because of no payment of annual fees|
优先权:
[返回顶部]
申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
Sulfonates, polymers, resist compositions and patterning process
Washing machine
Washing machine
Device for fixture finishing and tension adjusting of membrane
Structure for Equipping Band in a Plane Cathode Ray Tube
Process for preparation of 7 alpha-carboxyl 9, 11-epoxy steroids and intermediates useful therein an
国家/地区
|